富山マラソン新聞紹介 北日本新聞社
2019年10月28日
しのランです。
大会前に北日本新聞社から当クラブ宛てに取材依頼がありましたが当クラブでは対応が出来なかったため長野マラソンクラブのK岩さんに依頼しました。
取材対応を快く引き受けて頂きました。
その内容を紹介します。
「長野頑張れ」声援を力に 雨中、
復興思い一歩一歩
2019.10.28 00:38

1万4236人がそれぞれの思いを表現するため、降りしきる雨の中を駆け抜けた。27日に行われた「富山マラソン2019」。自然災害の被害から立ち直る古里の底力を信じて走る人もいれば、障害の壁を乗り越えようと力走する人も。沿道からは地域住民やボランティアらが声援を送り、ランナーたちを勇気づけた。多数のゲストも大会を盛り上げ、ゴールの富岩運河環水公園には達成感でいっぱいの笑顔の輪が広がった。
■被災地長野から参加
台風19号被害からの復旧作業が続く古里への熱い思いを胸に、富山マラソンの42・195キロを駆け抜けた。ともに「長野マラソンクラブ」に所属する長野市栗田の会社員、K岩さんと同市浅川のパート、よっすいさん。そろって完走し「富山の人たちに『長野は頑張ってます』と伝えられた」。雨の中を力走した2人の表情はすがすがしく晴れわたっていた。
「大変なことになった…」。今月16日、長野市松代地区の千曲川沿いの土手から周囲を見渡し、K岩さんはあぜんとした。木々が氾濫した千曲川の濁流になぎ倒され、一面が泥色に染まっている。この土手にある道路は、毎年参加している長野マラソンのコースの一部。見慣れた風景が一変したショックは大きかった。
よっすいさんはニュースを見て居ても立ってもいられなくなり、災害が起きてすぐに避難所に衣類などを届けた。避難所で見たのは、着の身着のまま逃げてきた大勢のお年寄りだった。「みんな疲れ切った顔をしていた」
被災者は今、日々を懸命に生きている。「少しずつ復興に向かっていることをアピールしたい」。2人はこれまでの富山マラソンとは違う思いを抱き、号砲を待った。沿道の人たちに長野県民だと分かるように、K岩さんは「長野マラソンクラブ」と書かれたTシャツ、よっすいさんは「信州千曲川復旧」のシールを貼った帽子を身に着けた。
新湊大橋のアップダウンや突然の雨…。つらい場面は何度もあった。そんな時に力になったのが、ボランティアの声援。「『長野、頑張れ』という声がうれしかった」とK岩さん。よっすいさんは「長野にも全国から人が助けに来てくれている。ボランティアの力はすごい」としみじみ語った。
台風19号の日本上陸から2週間余り経過したが、その爪痕は大きく、そして深い。被災地では今も避難所で寝泊まりする人がいて、泥まみれになった家を懸命に片付ける人がいる。それでも2人はこう信じている。
「マラソンも復興も一歩一歩進むもの。長野は必ず立ち直りますよ」
記事中 写真、氏名等を修正してあります。
大会前に北日本新聞社から当クラブ宛てに取材依頼がありましたが当クラブでは対応が出来なかったため長野マラソンクラブのK岩さんに依頼しました。
取材対応を快く引き受けて頂きました。
その内容を紹介します。
「長野頑張れ」声援を力に 雨中、
復興思い一歩一歩
2019.10.28 00:38

1万4236人がそれぞれの思いを表現するため、降りしきる雨の中を駆け抜けた。27日に行われた「富山マラソン2019」。自然災害の被害から立ち直る古里の底力を信じて走る人もいれば、障害の壁を乗り越えようと力走する人も。沿道からは地域住民やボランティアらが声援を送り、ランナーたちを勇気づけた。多数のゲストも大会を盛り上げ、ゴールの富岩運河環水公園には達成感でいっぱいの笑顔の輪が広がった。
■被災地長野から参加
台風19号被害からの復旧作業が続く古里への熱い思いを胸に、富山マラソンの42・195キロを駆け抜けた。ともに「長野マラソンクラブ」に所属する長野市栗田の会社員、K岩さんと同市浅川のパート、よっすいさん。そろって完走し「富山の人たちに『長野は頑張ってます』と伝えられた」。雨の中を力走した2人の表情はすがすがしく晴れわたっていた。
「大変なことになった…」。今月16日、長野市松代地区の千曲川沿いの土手から周囲を見渡し、K岩さんはあぜんとした。木々が氾濫した千曲川の濁流になぎ倒され、一面が泥色に染まっている。この土手にある道路は、毎年参加している長野マラソンのコースの一部。見慣れた風景が一変したショックは大きかった。
よっすいさんはニュースを見て居ても立ってもいられなくなり、災害が起きてすぐに避難所に衣類などを届けた。避難所で見たのは、着の身着のまま逃げてきた大勢のお年寄りだった。「みんな疲れ切った顔をしていた」
被災者は今、日々を懸命に生きている。「少しずつ復興に向かっていることをアピールしたい」。2人はこれまでの富山マラソンとは違う思いを抱き、号砲を待った。沿道の人たちに長野県民だと分かるように、K岩さんは「長野マラソンクラブ」と書かれたTシャツ、よっすいさんは「信州千曲川復旧」のシールを貼った帽子を身に着けた。
新湊大橋のアップダウンや突然の雨…。つらい場面は何度もあった。そんな時に力になったのが、ボランティアの声援。「『長野、頑張れ』という声がうれしかった」とK岩さん。よっすいさんは「長野にも全国から人が助けに来てくれている。ボランティアの力はすごい」としみじみ語った。
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記事中 写真、氏名等を修正してあります。
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