コーヒーのお相手は “長いお別れ” 中島京子 著

しのラン

2019年12月16日 11:00

しのランです。

題名の“長いお別れ”はロンググッドバイ、
認知症のことをアメリカではこう呼ぶようだ。
物語の最後に分かった。




認知症の父と
妻、娘たちが過ごした
お別れまでの切なくて
あたたかい日々  (裏表紙から)
     を綴った物語。

この本を読んで
何だかなー
自分も認知症と言う世界に既に入り込んでいるような
気がしないでもない。
言葉が瞬時に出なくて、あれ、それ、は当たり前の日常。

【中央公論文芸賞・日本医療小説大賞 受賞作】

関連記事