富士登山競走 報告その2

しのラン

2010年08月08日 18:13

      
       報告その1は6日に掲載済み

  報 告 

  「事前トレーニングは坂道走が必要です。茶臼山動物園の
   更に上にある川中島カントリークラブまでは
   毎週1回で計7回。  更に千曲市大池キャンプ場
   までが1回。前哨戦として乗鞍天空マラソンに出場

       また、階段上りをトレーニングと考え
              2,130段を1回、3,630段を1回

   梅雨に入り蒸し暑くなり、また梅雨明けから
   強烈な日差しになり、今の私の練習環境では出来る
   限りの苦しい練習をした積もりでレースに臨みました。

   日焼けした逞しいランナーたちがスタート前の
   ジョギングをしているのに対し、私はストレッチだけ。

   体力温存です。スタートブロックA、№449の
   私の回りは30~40歳代の若い人たちばかり。


   過去3年の5合目到着時間のタイム順ゼッケン№
   だと思えます。見上げれば山頂まで見える天気
   に恵まれ7:00にスタート。

   沿道の応援は富士吉田市街地の3km程度だけ。
   登り勾配では声援に応える余裕がありません

       追い抜くランナーがいても長い上り坂を
       考えれば焦ることはありません。

   富士スバルラインに入ると高い樹木が
   夏の日差しを遮ってくれます。

   篠ノ井の練習コースのよりも緩やかなのが
   救いだけれども、道路はアップダウンの無い単調な上り坂。
   ランナーたちの息遣いは苦しそうで、
   次第に脱落してゆく正にサバイバルレース。 

   (今日の「投票所の入り口に咲いていた花・タケは2m以上)
     

 「馬返し」と呼ばれる地点から登山道に入り、
          ここからが本当の富士登山競走の始まり。
 

   給水所では水の他に、ケイレン予防のために
   梅漬けを数個取り塩分補給も大切なこと。
   簡易舗装の勾配はきつくなり、歩き出す人も現われます。

   5合目コースのレースでは数mでも走れる場所は
   走っていたのに対し、山頂コースレースでは
   選手が混み合い2列歩行のため、歩かざるを得ません



       山頂を目指す場合はこんなもの、
       歩きながらの休息と言い聞かせます。

   5合目の通過が2時間03分
   予定よりも10分遅いため体力の消耗は感じません。


   標高2,250m、ここからは未知の世界。
   乗鞍で2,700mを経験したからその辺までは大丈夫かと。

      足元は富士特有の砂スコリアで靴が沈み、
      歩行スピードが落ちます。 」



     この続きは明日です。